さらば転倒!立ちゴケを防止する作戦を集めてみた

さらば転倒!立ちゴケを防止する作戦を集めてみた

ロードバイクにはビンディングシューズとそれ専用のペダルを用いて足とペダルを固定して力の伝導ロスを減らすというシステムがあります、ペダルは足を一定方向に動かすことで外れます。

これは足とペダルが引っ付いているのではじめかなりの確率で転倒します。イメージとしては「あっ」と思ったらもうこけています。そして車体に傷がはいったり怪我したりしてテンションがめっちゃ下がります。カーボンフレームだったら転倒で割れちゃうこともあり、そうなったら買ったばかりの人はロードを続けるモチベーションは保てないでしょう、盗難と同じくらい阻止したい立ちゴケ。どうにかして減らしたいので特集します!

なぜコケるのか

上記の通り、ペダルと足が引っ付いているのでそれが外れなくてコケます。立ちゴケの場合は速度は0に等しいので実際そんなに大けがすることは少ないです、自転車の大けがによる心のダメージがメインです。私も運動神経には自信がありますが過去一回こけて放心状態になりました。まさかアクロバットしてもこけない自分がチャリにのってるだけでコケるなんて信じられませんでした。

どうすればコケないのか

  1. ペダルの固定力をはじめは弱めておく
  2. ペダルを足を外す作業を重点的に練習しまくっておく
  3. 初めは両足を外す

ペダルは六画レンチで簡単に固定力を変えることができます

この穴に六画レンチをいれて回すだけ、+に回すと固定力アップ

なのでまずはここを回して固定力を最弱くらいにしましょう。簡単に外れればヤバイ!と思った時に足を動かせばはずれてくれます。足さえはずれればこけずに済みます。そして大事なことはその動作を練習しておく、ということです。誰もいない広いとこや誰かにバイクを支えてもらってひたすらその動作を練習しましょう。こけて最もやばいのは右側にこける事です。コンポ(ギアとか)が傷つくとかではなくそのまま車と接触したり轢かれる可能性が大だからです。左側にこければ轢かれることは避けられますので気合いと根性とガッツで左に重心をもっていってください。右にこけないためにもはじめは右のペダルをはずしたほうがいいでしょう、めんどくさいからといって足を外さずにガードレールにつかまったりするとコケる確率が増大しますのでやめましょう。

個人的にはやばいときでも転倒しないように低速や速度が0に近いときもバランスをとる練習をクロスバイクに乗っているときにやっています。これは効き目があると思います、速度0で止まるスタンディングではなくて速度が少しあるときにフラフラ運転にならない、こけない練習です。

コケる場面をランキングしてみる

ここでコケる場面を考えてみましょう、どういうときにこけてしまうのか、条件が重なると上級者もこける、それが立ちゴケです。怖い!ちなみに走行中にこける場合はもうただの事故です

個人的なランキング

1位 左折車待ちゴケ

停車中に左折のウィンカーをだしている車を目視する⇒先にいかせる⇒ペダルをはめる⇒歩行者との関係で先に行った車がいきなり停止する⇒コケる。これは結構予想外に急停車したりするので危ない。行くと見せかけてやっぱいーかない、フェイントである。最近の一位。

2位 発進ゴケ
停車した時にギアを下げておらず、発進しても重すぎてふめずにこける。ふめてもふらついてシューズと前輪が接触してロックされてこける。前輪とシューズは意外と接触しやすいのでそれも覚えておく。停車前にはギアを下げよう、余裕がなかった場合はギアが重いままであることを意識する。または停車中に歩道に自転車をあげてギアを下げる、ちなみに俺はこれ+横着にもガードレールにつかまった状態で発進しようとしてこけた。アホである。

3位 Uターンゴケ

すごく大事なことだが実はロードバイクは小回りが利かない。普通に旋回しようとすると足とタイヤが接触してコケる、足はタイヤにあたってロックされて動かせる状態にないのでコケるしかない。狭い路地でUターンしたい場合は降りる方が利口だと思う。

4位 外したつもりゴケ
一度外したにもかかわらず、そのままちょっと漕いでしまったことにより、若干ペダルにシューズがはまってしまい停車時にでコケること。

5位 疲労ゴケ

ペダルを外す動作は意外と疲れる、長距離いけばいくほど足の疲労がたまってきて外せなくなる。出発した時はよかったのに150km走ったらペダルを外す力が残ってなくてうっかりコケる。疲労も相当きてるので立ち上がれない・・・ノックアウト。ゴールは目前だったのに泣くに泣けない。

6位 忘却コケ

初心者がビンディングシューズを使用していることをうっかりわすれ、外す動作すらわすれてコケる、絶対に忘れないようにしよう。慣れたらフラットペダル(通称フラペ、要するに普通のペダルのこと)でもビンディングを外す動作をやってしまうようになるのでこれは初心者ライダーの時の一位かもしれない。

コケた後に気を付ける事

精神的ショックもでかいですが打ちどころによっては自転車が一発で走行不能になることもあります、ハンドルやシフター(ギア変える操作するとこ)がちょっと位置がずれるとかはよくありますがそれは六画レンチですぐ元に戻せます。怖いのはディレイラーとわれる変速を行う箇所が内側に曲がってしまうことです。内側に曲がるとギアを下げたときにディレーラーとホイールが接触してホイールもご臨終になる可能性がありますのでこけたらまずはゆっくり変速確認をしてディレーラーとホイールが接触しない事をまず確認してくださいね!

はじめはこけたらショップにもっていってこけたことを伝えて点検してもらってくださいね!

安全運転で楽しんでいきましょう。最後まで読んでくれてありがとうございました(^^ ♪

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