専門的過ぎてわけがわかりませんというご意見をいただいたので事前に記事毎の用語の解説を今回から入れていきます、これでもわけがわからないかもしれませんがサイクリスト以外にも自転車の良さを分かっていただきたいので徹底解説に努めます。
- ハンドル/自転車で手を置くところ
- ステム/ハンドルとフロントフォークをつないでいる部分、ハンドルと一体型の物もある
- フロントフォーク/前輪とつながっている部分で前足みたいな部分。
- バーテープ/ハンドルの手で握る部分にまくテープ。個人的にはクッション性がおすすめです
- スターファングルナット/フロントフォークの一番上のボルトにつながっているナット、これとステムのボルトを完全に外すとフロントフォークがとれる
- アルミフレーム/フレームの素材がアルミということ。フレームはホイールやコンポを外した部分のこと
- フルカーボン/フォークもろもろすべてカーボン素材でできている高級車のこと
- コンポ/フレーム,ホイール,フロントフォーク等を除いた部分のこと。メカっぽいところがコンポです
- チネリ/イタリアの老舗自転車メーカー
- ブランケットカバー/ブレーキのとこについているゴムのカバー
////////////////ここから本編//////////////////////
全開に引き続きカスタマイズ、ハンドル交換編です。難易度はバーテープの交換もあるのでチョイ高め。ミニ四駆をバリバリカスタムした貴方なら余裕でできます。
初めて買った大切なロードバイク、チネリのエクスペリエンスのカスタムをしたいと思います。私のモデルはアルミフレーム、フロントフォークがカーボン、コンポは安定の105です。ハンドルもステムもアルミなので道が悪いとかなり振動が手にきて痺れます(><)
でこいつに交換だ!!
チネリのネオスバーとステム
バーもステムもカーボンに変更、これで振動の質を変えて痺れを抑えたい。振動が減るというよりフルカーボンのバイクは振動の質が変わっているような印象をうけます。ステム込みで実測305.5g(計測器は0.5g刻み)
ブランケットカバーをめくって作業開始!!!ペローンとめくっていきましょう。バーテープをはがしていきます、基本的にバーテープははがすと破れてしまうのですがこのバーテープは全然はがれませんでした、禁断の再利用いきます!テープはIliveの物を使用
このテープとりあえずめちゃめちゃ硬いです、それ故に再利用できましたが伸縮性とか一切ありません。巻くのにかなり力がいります。触った感じは10点中3.5点くらいです笑 むっちゃ硬いので次はもっとクッション性があるやつにします。和柄好きな人はお勧めです。
はがしました。写真の右のハンドルが白いのは前々回の両面テープがのこっているからです。めんどいのでそのまま上から巻いていました。この状態からブレーキワイヤーを巻いてるビニテを外して、スターファングルナットをボルトをはずしてステムとフォークを分離します。
メンテスタンドで宙づりにして外すとフロントフォークがスポーンと抜けて焦ります。前輪を地面に接地させて行いましょう。
こんな感じでスポーンと抜けます。びびりました、スターファングルナットのボルトだけで固定させていたとは・・・・。なんだディープリムの一輪車もいいじゃん。と思える光景でした。
どうせなのでこの辺のグリスアップもしていきましょう。この辺はほとんど開けないので汚れたグリスをふき取りこれでもかというくらい塗りました。フィニッシュラインのセラミックグリスを使っていますがもうちょっと硬いグリスでもいいかな?という印象です。
ちなみに外した初期装備のハンドルステムの重量は464.0g、160gの軽量化になっています。ちなみにステムも1cm短いものにしています。
新しいステム、バーを装着!!!ビニテでケーブルを固定していきます。
バーテープを巻きます、再利用なので新しくなった感じが一切ありませんが節約です。一回巻いてるくせにまじで硬いテープをまた頑張って巻きます!完成したやつがこんな感じ、前の記事でも使っている写真ですが笑
見た目なんもかわりません、見た目が同じでも質が違う、自分だけがわかる、それもカスタマイズの楽しさだと思います(^^ このカスタムのポイントを下にまとめておきます
用意するもの
- 新しいハンドル
- 新しいバーテープ
- 黒のビニールテープ
- テープを切るハサミ
- 六画レンチ各種(カーボンを扱う場合はトルクスレンチ必須
ハンドル交換のポイント
- バーテープは再利用基本できません、破れます。できるときも物によってはあります。
- ファングナットのボルトを外すとフロントフォークが抜けるので注意、グリスアップする場合ははずそう。
- カーボンハンドルをしめるときはトルクスレンチで指定の圧をかける。(パーツにかいてあります)
- ケーブルが全部外にでているなら意外と簡単です。
簡単なところからコツコツとやっていきましょう!